福岡・鎮西支部 12月の合同俳句会投句結果発表!

福岡支部・鎮西支部合同の俳句会、12月の投句結果を発表します。

2016.12月俳句会結果 (1).pdf
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[天] 湯けむりの風に流れる心地よさ(白峰)

[天] 雨上がりもみじ絵歩く橋の上(慧澄

[地] 熱燗に誘はれて来る猫の鼻(霊峰)

[人] 我が躰鞭打ち走る師走かな(大造)

[人] 売り出しの声に誘われ足袋選ぶ(白堂)

[人] 衣ぬぎ毅然と立ちし大枯木(宗道)

[人] 一人旅やがて故郷小春かな(寶州)

[人] いつみてもすすきの列は風まかせ(無尽)

 

〈寸評:霊峰〉

 今回は、前回に引き続いて好調の慧澄さんと、今回初参加の白峰さんという、両支部の若手お二人が最高点でした。新しい方の台頭はとても嬉しいことです。白峰さんの「流れる」、慧澄さんの「もみじ絵」の言葉の選択が見事でした。霊峰個人としては、ちせいさんの「虎落笛~」の句に取り合わせの妙を感じました。

 次回1月句会の締め切りは1月15日(日)です。新年の句を中心に、多くの方の投句をお待ちしております。